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対話的保育カリキュラム 上巻
理論と構造

価格 (税込)2,200円
商品コード:978-4894641099
ポイント:20Pt
頁数:243ページ
出版年月:2007-08-00

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出版社・レーベルの紹介文

対話的人格を育てることが、子どもを救い、社会を変える!今、幼稚園・保育園は乳幼児の発達に対してかつてない大きな責任を負っているのではないか。環境と深く対話し、人と心地よく対話し、自分自身と対話しながら活動する──そうした「対話的人格」の形成を目的とした「対話的保育カリキュラム」の創造的実践は、子どもを救い、社会を変える力をはらんでいる。新しい保育実践の創造をめざす人のための待望の新刊!
 

目次

序章:対話の時代の保育カリキュラム
■じょうぶな頭とかしこい体になるために
■保育実践の課題としての「かしこい体」
■物語生成としての保育カリキュラム

<第1部:対話的保育カリキュラムの理論と構造>

第1章:対話的保育カリキュラム論への誘い
■保育計画は園の実践を映す鏡というけれど
■面白くなければ、保育ではない
■生き生きした保育実践は対話的関係の中で
■管理主義は、対話のない保育実践から
■保育実践を規定する内容論と関係論
■計画と実践の総体としての保育カリキュラム
■三種類に類型化される保育カリキュラム
■対話的保育カリキュラムへの誘い

第2章:生成発展カリキュラムの理論と実践
■探検家が描く最初の地図としての保育カリキュラム
■生成発展カリキュラムとは何か
■対話的自己の形成と生成発展カリキュラム(子どもの要求をプロジェクト活動に/当番の意味を発見したウサギ当番の実践)
■年長児が取り組んだアフリカ・プロジェクトの面白さ(アフリカに対する興味・探究の共有/粘土で動物を作るプロジェクトへの誘い/粘土の動物で、ごっこ遊びに興じる子どもたち/ジオラマ作りへ、そして写真絵本の創作へ/生成発展カリキュラムの意義と課題)

第3章:対話的保育カリキュラムの構造
■対話的保育カリキュラムを構成する四つのカリキュラム
■探究的知性を豊かに育てる環境構成カリキュラム
■共感性を基礎に文化を共有する経験共有カリキュラム
■主体性と共同性を育てる生成発展カリキュラム
■生きる力の基礎を育てる生活カリキュラム
■対話的保育カリキュラムの四重構造
■保育カリキュラムの順序性と保育目標
■対話能力の発達段階と保育目標(乳児期に形成される二つの要求(誕生〜一歳半)/三つの対話的知性が形成される幼児前期(一歳半〜三歳)/虚構的知性に牽引されて知性の再編がされる幼児中期(三歳〜四歳半)/思考する主体として活動する幼児後期(四歳半〜六歳))
■発展する対話的保育カリキュラム

第4章:対話的保育カリキュラムが社会を変える
■対話的関係とは何か
■保育者が子どもと対話するとき
■乳幼児の有能さを引き出す対話的保育カリキュラム
■子どもの権利と対話的保育カリキュラム
■対話的人格形成することの現代的意味

<第2部:対話的保育カリキュラムの三つのルーツ>

第1章:対話的保育カリキュラムと誘導保育
■恩物をまぜこぜにして竹かごに入れた青年の問い
■「自己充実」を「真の生活興味」に発展させる保育者の役割
■自動車作りの実践に見る誘導保育の実際
■対話的保育カリキュラムのルーツとしての誘導保育
■「系統的保育案」の保育カリキュラム論

第2章:子どもの内面と向きあった保育問題研究会
■「社会協力」を指導原理に保育を論じた城戸幡太郎
■保育者が子どもの要求を受けとめることと「権威」の関係
■自我発達に焦点をあてた保育問題研究会と研究
■事例研究と理論研究とを車の両輪に
■保育案研究委員会を中心に展開された保育案に関する研究

第3章:大自然との対話を追求した家なき幼稚園の実践
■「大自然の世界」との対話を重視した家なき幼稚園の実践
■家なき幼稚園の保育六項目
■「若き女性」と「素人主義」の保育者論
■対話的関係を追及した戦前保育実践から学ぶもの

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